Quantcast
Channel: 耳より!神奈川情報 »私と神奈川耳より!神奈川情報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6

中華街で夏休みの宿題

$
0
0

私が中学1年生の夏休みに、「神奈川について、興味のあることを調べる」という課題が出ました。
そこで私は「中華街」をテーマに選ぶことにしたんです。
なぜなら…「宿題」にかこつけて美味しい中華料理を食べようという魂胆があったから(笑)
もちろん、中華料理は中学生のお小遣いで食べられるような代物ではありませんから、しっかり父を引き連れての中華街観光です。

中華街の料理で、とくにびっくりしたのがスープ!
確か1杯2000円くらいはしたと思うのですが、本当に絶品!
やはり、ダシが違うんでしょうね。
一見、コンソメスープのような感じですが、飲んでみると意外とこってりで、このギャップがまたいいんです。
一緒に食べるのは、やっぱりチャーハンがおすすめですよ。
こちらも、家庭で作るチャーハンとは全然違う味です。
パラパラなのはもちろん、味付けも濃すぎず薄すぎずの絶妙さ。
さすが、中華街だなと感じました。

そのほかにも、丸ごとのヤシの実にストローをさしたジュースを売っていたり、中国の雑貨が所せましと並んだお店があったりと、何時間いても飽きない場所です。

もちろん、宿題ですから食べてばかりではなく、中華街の歴史や文化についてもちゃんと調べましたよ。
中華街の始まりは、なんと江戸時代末期。
横浜港が開港した時に、中国の商人さんが住む町としてスタートしました。
でも、ずっと賑やかで楽しい街だったわけではなく、大変なこともたくさんあったそうです。
日清戦争や日中戦争、関東大震災などの時には、中華街から人がいなくなってしまったとか。
それでも、ふたたび賑わいを取り戻して、現在まで続いているんです。

中華街や中国の文化をよく知るには、お祭りに行くのがおすすめ。
中国の正月である「春節」は、日本の正月より少し遅い1月から2月にかけてなので、お正月気分が2回楽しめて得した気分になります。
そのほかに、5月の「清明節」、秋の「仲秋節」といった季節の移ろいを感じるお祭りや、「国慶節」という中国の大きなお祭りもいいですよ。

美味しい料理を食べて、文化や歴史も学べる。
そんな盛りだくさんの街が、中華街なんです。

ちなみに、私のこのレポートを読んだクラスメートの反応は「おいしそ~!」「いいな~!」でした。
どうやら、歴史と文化についての部分は、読んでくれなかったようです(苦笑)
その時に、「大人になったら、中華街で同窓会をしたいね」と話したのを覚えています。
そういえば、まだ実現していないなぁ。
みんなに連絡してみようかな…


Viewing all articles
Browse latest Browse all 6

Trending Articles